「女性からお見合いを申し込むと、必死だと思われそう」
婚活中、このような不安から、男性からの申込みを待っていませんか?
結婚相談所では、男性から女性へ申し込むケースが多いため、女性は受け身でも活動を続けられます。しかし、申込みを受けるだけでは、自分が本当に会いたい男性との出会いを逃しているかもしれません。
IBJの「2024年度版 成婚白書」では、成婚女性は成婚せずに退会した女性より、自分からのお見合い申込数が14件多いという結果が出ています。
さらに、成婚女性のお見合い数は、非成婚退会女性の約2.5倍でした。
成婚に近づいた女性は、ただ選ばれるのを待っていたのではありません。自分から相手を選び、会う機会をつくっていたのです。
女性は「申し込まれる側」になりやすい
IBJの白書によると、女性は自分から申し込む数より、男性から申し込まれる数のほうが多い傾向にあります。
申込みが届けば、その中から気になる男性を選べます。そのため、「わざわざ自分から動かなくてもいい」と感じるのは自然なことです。
ところが、申込みを受けた男性の中から選ぶだけでは、出会える範囲が相手任せになります。
「申込みは届くけれど、会いたい人がいない」
「悪い人ではないけれど、気持ちが動かない」
「活動しているのに、婚活が進んでいる感じがしない」
こうした悩みがあるなら、出会いの数ではなく、自分から選ぶ行動が不足している可能性があります。
申し込まれた中から選ぶのは、「男性が選んだ候補の中から選ぶこと」です。一方、自分から申し込めば、これまで接点のなかった男性も候補にできます。
待っているだけの婚活と、自分から動く婚活では、出会える相手の範囲が大きく変わるのです。
成婚女性は申込数が14件多い
「2024年度版 成婚白書」では、IBJ結婚相談所ネットワークで2024年に成婚退会した15,374人のデータが分析されています。
成婚者と、成婚せずに退会した人を比較すると、男女ともに成婚者のほうが積極的に活動していました。
女性の場合、成婚女性は非成婚退会女性より、自分からのお見合い申込数が14件多く、お見合い数は約2.5倍でした。
もちろん、この結果だけで「14件多く申し込めば成婚できる」とは言えません。もともと活動意欲の高い女性が、多く申し込み、多くのお見合いをしていた可能性もあります。
それでも、自分から動くことで出会いの母数が増え、相性のよい相手と出会う可能性が広がることは確かでしょう。
プロフィールを眺めているだけでは、相手の話し方や空気感までは分かりません。写真では堅そうに見えた男性が、実際には穏やかで話しやすいこともあります。自己紹介文が短くても、会ってみると誠実で聞き上手かもしれません。
会う機会がなければ、プロフィールには表れない魅力を知ることもできないのです。
申込みは「告白」ではない
女性が自分から申し込めない大きな理由は、「強い好意があると思われそう」という不安です。
しかし、お見合いの申込みは告白ではありません。
「あなたが好きです」という意思表示でも、「結婚してください」というお願いでもありません。「プロフィールを見て、一度話してみたい」と伝える行動です。
申込みが成立しても、必ず交際に進む必要はありません。実際に会って、会話のテンポ、価値観、清潔感、店員への態度などを確認し、もう一度会いたいかを判断できます。
つまり、申込みは相手に自分を選んでもらうための行動ではなく、自分が相手を判断する機会をつくる行動です。
「断られるのが怖い」と感じる人もいるでしょう。しかし、お見合いが成立しない理由は、本人の魅力だけではありません。
相手がすでに交際中である、仕事が忙しい、活動を休止する予定がある、申込みが集中している、希望地域が違うなど、さまざまな事情があります。
一件の不成立を、自分自身への否定と受け取る必要はありません。
成婚者でも、全員とは交際に進まない
白書によると、成婚者は年代を問わず、成婚までに10〜14回のお見合いを経験しています。そのうちプレ交際に進んだ人数は4〜6人で、交際移行率は約40%でした。
成婚者であっても、すべてのお見合いが交際につながっているわけではありません。半数以上とは次に進まないのが通常です。
「お見合いをしたのに断られた」
「会ってみたけれど交際には進まなかった」
これは婚活の失敗ではありません。お互いに相性を確かめた結果です。
また、成婚せずに退会した人は、成婚者よりも交際移行率が10ポイント以上低いという結果でした。
ここで重要なのは、数だけを増やすことではありません。お見合いを重ねながら、自分のプロフィール、会話、服装、希望条件などを見直すことです。
会っても交際につながらない状態が続く場合は、申込数を増やすだけでなく、結婚相談所のカウンセラーに相談し、改善点を確認する必要があります。
自分から申し込むと「本当の希望条件」が分かる
自分から相手を探すと、「私はどんな男性に会いたいのか」を考えるようになります。
最初は年収、身長、学歴など、検索しやすい条件に目が向くかもしれません。しかし、プロフィールを丁寧に見るうちに、数字では表せない希望が見えてきます。
仕事に誠実に向き合っていること。
家事や育児を他人事にしないこと。
意見が違っても穏やかに話し合えること。
家族を大切にしながら、夫婦の自立も尊重できること。
自分から選ぶ経験を重ねると、条件の優先順位が整理されていきます。
一方、男性から申し込まれたという理由だけで会っていると、「相手が私を気に入ってくれたから」という視点が中心になり、自分の希望が分からなくなることがあります。
相手からどう評価されるかだけでなく、自分がどのような結婚生活を望んでいるのか。その軸を取り戻せることも、自分から申し込むメリットです。
「少し話してみたい」なら申し込んでいい
お見合いを申し込む相手は、すべての希望条件を満たしている必要はありません。
プロフィールだけで、結婚相手としてふさわしいかを判断することは不可能です。「少し話してみたい」と感じる点が一つでもあれば、申込みを検討できます。
例えば、次のようなポイントです。
- 自己紹介文に誠実さを感じる
- 休日の過ごし方が自分と近い
- 家事や育児に対する考え方に共感できる
- 写真の表情が自然で話しやすそう
- 希望する地域や将来設計が合っている
- 仕事や家族について丁寧に書いている
最初から100点の男性を探すと、申込みのハードルは上がります。
条件に一つでも合わない点があれば除外するのではなく、「会ってから確認できる条件」と「プロフィールの段階で譲れない条件」を分けて考えましょう。
受け身婚活を変える3つの行動
受け身をやめるといっても、一度に何十件も申し込む必要はありません。まずは、続けられる小さな行動を決めることが大切です。
一つ目は、週に一度、プロフィールを検索する時間を確保することです。空いた時間に何となく眺めるのではなく、30分だけでも集中して探します。
二つ目は、「お気に入り」に入れたまま放置しないことです。気になる男性を見つけたら、数日以内に申し込むか判断しましょう。迷っている間に、相手が別の交際へ進むこともあります。
三つ目は、成立数ではなく行動数を目標にすることです。「今月は5件成立させる」ではなく、「今月は10件、自分から申し込む」と決めます。成立するかどうかは相手の状況にも左右されますが、申し込む数は自分で管理できます。
自分で決められる行動に目を向けると、断られることへの恐怖も少しずつ小さくなります。
まとめ:申込みは、会って判断する権利を取りに行くこと
IBJの白書では、成婚女性は非成婚退会女性より、自分からのお見合い申込数が14件多く、お見合い数も約2.5倍でした。
また、成婚者は年代を問わず10〜14回のお見合いを行い、そのうち4〜6人とプレ交際に進んでいます。
成婚した人も、最初から運命の相手を見つけたわけではありません。自分から出会いをつくり、会って確かめる経験を重ねています。
女性からの申込みは、必死さの表れでも告白でもありません。「この人と一度話して、自分の目で判断したい」という前向きな選択です。
申し込まれるのを待っているだけでは、相手が選んだ候補の中からしか選べません。自分から申し込めば、自分が本当に会いたい男性との可能性を増やせます。
気になる男性を見つけたら、選ばれるかどうかを悩みすぎず、まずは一度会うための申込みをしてみましょう。その一件が、待つだけだった婚活を変えるきっかけになるかもしれません。
※本記事のデータは、IBJ結婚相談所ネットワークの会員を対象とした「2024年度版 成婚白書」に基づきます。一般の婚活者全体を表すものではなく、申込数と成婚の因果関係を証明するものではありません。
出典:株式会社IBJ「2024年度版 成婚白書」p.14、p.16〜18
もし今の婚活に不安や行き詰まりを感じていたら一度カウンセリングでお話をお聞かせください。あなたの状況に合った最適な方法を一緒に考えていきます。
初回カウンセリングは無料です。お気軽にお問い合わせください。
